こんにちは、MotoCampです!
2018年の夏に2度目の北海道ツーリングに行ってきました。
その際、北海道に向かうにあたり、大洗発の三井商船フェリー深夜便「さんふらわあ しれとこ」を利用しました。
色々とフェリー内部を見てきたので、この記事ではフェリー深夜便利用を予定している人のために、深夜便の内部の様子や快適な過ごし方の提案をしていきます。
北海道ツーリングや北海道旅行を予定している人のために、北海道までの道中も充実できるような情報を提供できればいいなと思います!
ちなみに、北海道ツーリングの道中は動画で紹介しています。
ルート探し等の参考になれば嬉しいです。
目次
乗船するとき気を付けたいこと
まずは乗船の前後で知っておいたほうがよさそうなことを紹介します。
食事について
深夜便のフェリーには食堂はありません。
カップ麺や冷凍食品などの自販機があるのみです。
ビールの自販機もありますが、乗船直後は深夜なのでビールの自販機は休止しています。
大洗を出港して苫小牧港に到着するのは翌日の20時近くになりますので、翌日の朝・昼は確実に船内で食事をとることになります。
翌日の夕食についても、苫小牧に到着しても下船できるのは20時を過ぎます。
私の場合は下船したのは20:30近くでした。
ですので下船して苫小牧市内で食事をとる場合は遅い時間になります。
つまり人によっては朝・昼・晩の3食を船内でとることになります。
どんな自販機があるかはこのあと紹介しますが、
・自販機以外の食事をとりたい
・乗船後に好きなお酒で一杯やりたい
という人はあらかじめコンビニ等で買い物を済ませておくとよさそうです。
手続きを済ませる時間
深夜便のさんふらわあでは、車やバイクでの乗船の場合、フェリー会社から夜の10:30までに乗船手続きを済ませるよう、案内されます。
定刻までに乗船手続きは終わらせるのがスマートですが、かといって遅れたら乗船できないというわけではありません。
私も夜の11時に到着するという遅刻をやらかしましたが、乗船できました。
ただしフェリー会社にも車やトラックを誘導する手順がありますので、遅刻した場合は乗船するまで少し待たされることがあります。
多少の遅刻なら対応してくれそうですが、到着が大幅に遅れそうなときはフェリー会社に一報をいれておくのがマナーでしょう。
手荷物はリュックにまとめておく
出港後、車やバイクを停めておいた甲板は出入り禁止になってしまいます。
あらかじめ乗船前にリュックなどに船内で必要な手荷物を入れておきましょう。
そして車やバイクから降りたあと、手荷物を居室に持っていけるようにしておきます。
乗船後に手荷物をまとめようとすると、あわててしまうのでお勧めできません。
というのも、深夜便のバイクの甲板は狭く、自分以外にもバイクがどんどん入ってくるので混雑時にはバイクの隣に立っているのが難しいことがあります。
というわけであらかじめ荷物はまとめておくとスムーズです。
また手荷物としては、スマホや衛生用品、着替えなどと一緒にサンダルも持って行くとよいです。
意外とフェリーの中では靴をはいたり脱いだりが多いですし、リラックスするためにもブーツよりサンダルの方が心地よいです。
さんふらわあ深夜便の設備
さて、無事に深夜便に乗り込んだとして、とりあえず何があるのか徘徊してみましょう。
見取り図と各設備
エントランスにいい感じに深夜便の見取り図がありました。
とりあえず第5甲板(居住スペースの2階部分)から見てみます。
おっ!ビールだ!
と思ったら販売してない。
乗船後、深夜の時間帯は自販機で酒の販売をしていないようです。
受付の売店でお酒が買えるという案内があったので、乗船後に一杯やりたい人は受付の売店で買うか、乗船前に買っておけば大丈夫そうですね。
深夜便には食堂はなく、ホール(休憩所)に軽食の自販機があり、そこで食事を済ませることになります。
自販機、冷水機、お湯、お茶は用意されています。
安定の日清カップヌードル。
スナック菓子やらおつまみやら。
軽食いろいろ。
「ホッとする時間」という自販機で24時間営業か!
つねにホッとしてるとかうらやましいな!
冷凍食品です。
自販機の隣に冷凍食品専用の高出力レンジがありました。
カレーを食べてみましたが、期待していなかったこともあり、意外とおいしかったです。
お風呂は乗船~午前2時と午前8時~入港まででした。
出港前から入れるみたいですね。
海が荒れているときは安全のため入浴を制限することもあるみたいです。
ホール全体です。
今気づいたのですが、テーブルにひまわりが飾ってありますね。
ときおり垣間見る「さんふらわあ」らしさ。
休憩室ホールには文庫棚があり、暇つぶしに読書もできそうです。
ラインナップは小説と漫画のようですね。
ひと昔前の時代のラインナップが中心。
巻がバラバラなのは忘れ物も置かれているからでしょうか。
また、ホールの奥には昼間開いている「サロン」があり、そこで靴を脱いでテレビを見たりできます。
ホールそばにはマッサージチェアも。
「身も心も癒されます」のうたい文句。
心も癒すマッサージチェアとはなんと高性能な。
喫煙コーナーもきちんとした広さがありました。
ゲーセンです。
安定してちょっと?だいぶ?古い機種ですね。
それにしてもスロット多い!
居室の様子
居室は大部屋にベッドが基本です。
今回、私が利用したのは4人部屋。
カーテンが閉まってますが、左右にベッドがあります。
嫁さんと一緒に予約したのですが、嫁さんも同室で、相部屋になったのも同じような夫婦っぽい人たちでした。
ベッドの足元の上には棚とフック。
まあまあ広い棚なので、バイク用品を置いても余裕がありました。
そのほか、ベッドの下にも引き出しがありました。
十分な収納ですね。
ベッドの頭側にはスマホ等が置ける小さい棚と、明かり、コンセントがあります。
ちなみに、居室では携帯の電波の入りは悪かったです。
休憩室や甲板では割としっかり電波が入ってきました。
船体が金属なので電波が遮断されやすいようです。
フェリー到着の日の夕方。
夜に苫小牧に到着なので、いよいよ北海道上陸が迫ってきました。
わくわく。
さんふらわあ深夜便でのおすすめの過ごし方
さて、さんふわらあ深夜便は乗船が22:30で、下船が翌日19:45だとすると、およそ21時間船内にいることになります。
ここで考えられる主な過ごし方は
①ホールやサロンにあるテレビ・漫画
②ひたすら寝る
③ネットサーフィン
④スマホでアマゾンプライムビデオを観る
などがあります。
過ごし方は人それぞれですが、私は昼寝とアマゾンプライムビデオを繰り返してました。
ホールやサロンでテレビもよいのですが、海が荒れると船酔いで座っているのがつらいことがあります。
横になると船酔いはだいぶ軽減されるので、船酔いのときは横になって読書かスマホを見ることくらいしかできません。
ただ、スマホの電波は居室ではかなり悪いです。
しかしあらかじめプライムビデオのアプリに観たいビデオをダウンロードしておけば、スマホの電波が圏外でも視聴することができます。
無料体験1か月間は無料で視聴・ダウンロードができるので、フェリーに乗る期間だけでも契約しておくと良い暇つぶしになると思います。
北海道までせっかくたっぷりと時間があるので、見逃していたり気になっていた作品を観るいい機会かなと思います!
以上、フェリー深夜便の設備とおすすめの過ごし方でした!
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