こんにちは、キャンプ大好きブロガー、MotoCampです。
キャンプを始めるときに楽しいけど悩むのが道具をそろえること!
なかなか何を買えばいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ソロ~3人程度の少人数を想定して、キャンプデビューをしてみたい人向けに道具の選び方などをお伝えしていきます。
持ち物リストも作りましたので、よければ道具の準備にお役立てください。
目次
キャンプ道具の持ち物リスト
まずはキャンプに必要な持ち物リストです。
これだけあればとりあえず快適にキャンプを楽しむことができます。
- テント
- グラウンドシート
- 寝袋(シュラフ)
- マット
- 枕
- テーブル
- 椅子
- クッカー(鍋)
- ナイフ
- カトラリー(箸など)
- ガスバーナー
- 懐中電灯
- ランタン
- モバイルバッテリー
- 焚き火台(無くても可)
- 火種や着火剤
- 軍手
- 防寒着
- ウェットティッシュ
- 救急キット
- 着替え
- タオル
- トイレットペーパー
- サンダル
- 耳栓
- 虫除けスプレー
テントの種類と選び方
まずはキャンプといったらテント!
ざっくりとテントの種類と選び方について説明していきます。
- 徒歩・自転車・バイクならコンパクトなドーム型テント
- 可愛さ重視ならワンポールテント
- 過ごしやすさ重視なら2ルームテント
- 前室(リビングや荷物置きスペース)はあったほうが便利
初期費用を抑えたい人、気軽にキャンプを楽しみたい人は無理にテントを買わずに、キャンプ場のコテージを利用するのでも十分楽しめます
軽くてコンパクトなドーム型テント
ドドーム型テントはお椀を逆さまにしたような形のテントです。
構造が比較的シンプルなため、軽くてコンパクト、設営が簡単なものが多いです。
徒歩や自転車、バイクなど荷物をあまり持てない人におすすめです。
コンパクトな反面、テントの高さはやや低めで、テント内では中腰になるものが多いです。
また、「前室」と呼ばれる荷物置きスペースが無い、あるいは広くない場合があります。
そのため、利用人数+1名でテントを選ぶと十分な荷物スペースが確保できて、快適なキャンプができます。
(例えば2名で利用するなら3人用のテントを選びます)
具体的な商品を上げると、例えばモンベルのクロノスドームはドーム型テントの大ベストセラー!
丈夫で風に強く、信頼性が非常に高い。
私もこれで30泊はしてますが、本当に頼りになるので超おすすめです。
↓詳しいレビューはこちら↓
他にはキャンプ用品メーカーとして実績のあるコールマンの「ツーリングドームST」もあります。やや重いですが、前室が広くバイク乗りを中心に人気です。
中国の新進気鋭のキャンプメーカー、naturehike(ネイチャーハイク)のテントはリーズナブルな価格ながら約2kgと非常に軽量です。
可愛い三角のワンポールテント
ワンポールテントは三角形の形がとても可愛いです。
設営もさほど難しくなく、テントの高さもあるので室内で過ごしやすいのがグッド!
2~3人用であればそこそこコンパクトですが、基本的に前室(荷物置きスペース)はありません。
ドーム型テントと比べると少し重たくなりがちです。
例えばDOD(ディーオーディー)のテントは可愛いデザインが多く、ワンポールテントも人気です。
コールマンのティピーテント(ワンポールテント)は前室があるタイプ。前室に荷物や靴を置いたりできますので、他のモデルより便利です。重量があるので車キャンプ向け。
過ごしやすさ抜群の2ルームテント
2ルームテントは寝室と広い前室(荷物置き兼リビングスペース)が一体となったテントです。
間取りでいうと1LDK 。
広い前室部分にはテーブルや椅子を置いてくつろぐことが出来るうえ、天井も高いので室内で快適に過ごすことができます。
その代わりに重量が重くなりがちなので、主に車キャンプ向けのテントです。
スノーピークから出ているテント「アメニティドーム」は2ルームテントの定番です。
日本を代表するアウトドアブランドの高品質なテントであり、まず間違いない商品です。
サイズもS~Lと3種類あり、サイズによって2人~5人程度の利用に向きます。
中国の新進気鋭のアウトドアブランド・ネイチャーハイク(naturehike)からも2ルームテントが出ています。リーズナブルな値段でコスパの良いモデル。
グラウンドシート
グランドシートはテントの下に敷きます。
テントの底が破けないようにするためと雨が降った時の浸水防止のためです。
各メーカーの純正品のものは値段が高い分しっかりしてますが、ブルーシートでも最低限の用は足ります。
寝袋(シュラフ)の種類と選び方
- ダウンと化学繊維なら、ダウンの方がコンパクト
- 本州の平地で初夏~9月くらいならコンフォート10℃を目安に
まず寝袋にはダウン(羽毛)と化学繊維のものがあります。
そしてそれぞれのメリット・デメリットについては簡単に次のようにまとめられます。
ダウン | 化学繊維 | |
---|---|---|
メリット | コンパクト | 値段が安め |
デメリット | 値段が高め 濡れると保温力が低下 | かさばる |
例えば持って行く荷物に限りのある徒歩・自転車・バイクならコンパクトなダウンが向いています。
一方で、あまり荷物の量を気にしなくても良い車の場合、多少かさばる化学繊維の寝袋でも良いということになります。
また、寝袋には使用する環境に応じて、それぞれ対応する気温があります。
自分がキャンプする場所の気温に応じた寝袋を選びましょう。
- コンフォート:代謝の低い(寒さに弱い)人が快適に眠れる温度
- リミット:代謝の高い(寒さに強い)人が快適に眠れる温度
(EU規格:EN13537の場合)
一般に、女性は寒さに弱く、男性は寒さに強いことが多いです。
女性ならコンフォート温度、男性ならリミット温度を参考に選んでみましょう。
また個人的な目安ですが、本州の5月~9月くらいの平地であれば10℃を目安に選べば大丈夫です。
それより気温が低くなる他の月や、高原でのキャンプではより寒さに強い寝袋を選ぶ必要があります。
例えばネイチャーハイクの寝袋はダウンでありながら比較的リーズナブルな価格です。
スリーピングマットの種類と選び方
寝袋の次に忘れちゃいけないのがスリーピングマット!
めちゃくちゃ大事です。
スリーピングマットの役割は寝袋の下に敷いて、地面のデコボコを吸収するクッションと地面からの冷えを遮断すること。
忘れたら眠れなくて後悔すること間違いなしです。
色んなスリーピングマットの種類があり、まとめるとこんな感じです。
フォームパッド | エアーマット | インフレータブルマット | コット | |
---|---|---|---|---|
軽さ | ◎ | 〇 | 〇 | ✖ |
コンパクト | △ | ◎ | 〇 | ✖ |
断熱性 | 〇 | △ | ◎ | △ |
その他 | 丈夫 初心者におすすめ | 穴が空くと使えない | 万能タイプ | 地面の影響を受けない |
中でも初心者におすすめなのはフォームパッドです。
初心者におすすめ!フォームパッド
ポリエチレンなどの素材で作られたフォームパッドはフォームマット、クローズドセルマットなど色々な呼び方をされますが、基本的な構造は同じで、発泡素材がクッションと断熱の役割をしてくれます。
軽量で、すぐに広げられて準備が簡単。
多少傷ついても使えるので、ハードな使い方にも耐えられます。
一方で、素材の特性としてかさばりやすいというデメリットも。
具体的な商品でいうと、キャプテンスタッグのフォームマットは初心者からベテランまで大人気のモデルです。
価格もお手軽で、初心者に特に人気です。
軽量&コンパクトなエアーマット
エアーマットは空気を注入して使用するものです。
使用しないときはコンパクトに折りたためることができ、持ち運びには便利です。
マット類の中ではもっとも小さくなる部類です。
断熱性能は高くないので、単体で使うなら春夏秋が向いています。
空気を注入する際、製品ごとに応じてポンプがあると便利です。
注意点ですが、エアーマットは万が一穴が空くと使いものにならなくなります。
修理もできますが、手間と時間がかかってしまいます。
ですのでエアーマットを買う場合は信頼のおけるメーカーのものを買うのがおすすめです。
例えばサーマレストはキャンプ用寝具メーカーの中で信頼が高いです。
いいとこどりなインフレータブルマット
インフレータブルマットはエアーマットの中にスポンジ素材が入っており、弁を開けると空気を取り込んで膨らんでくれるマットです。
万が一空気漏れがあってもスポンジ素材のおかげで一定のクッション性が保たれます。
一般にフォームパッドよりコンパクトで、エアーマットより断熱性があります。
イスカ(ISUKA)はキャンプ寝具メーカーとしてサーマレストと並ぶ有名メーカー。
地面の影響を受けないコット
コットはいわゆる簡易ベッドです。
骨組みに布を張ったような形ですので、地面が濡れていてもデコボコしてもその影響を全く受けずに眠ることができます。
地面から離れる分、底冷えを感じづらいですが、断熱性能はありませんので、夏以外の時期には他のマットと併用するのがおすすめです。
骨組みの分、少しかさばりますし、重さもありますので、車・バイク向きです。
枕
次に枕です。
キャンパーの中には衣類やリュックで枕の代わりにする人もいるようですが、私は必ず枕を持って行きます。
家の枕そのものを持って行くとかさばるので、空気で膨らますタイプのものが便利。
椅子とテーブルのおすすめ
キャンプ場でくつろぐなら椅子とテーブルが必要です。
キャンプ場によってはベンチとテーブルが置いてあるところもありますが、満席になることもあるので持って行ったほうが良いです。
大きな椅子&テーブルセットも世の中にはありますが、まずはコンパクトになるものをそろえると便利です。
コンパクトな椅子とテーブルがあれば、手軽なデイキャンプから泊まりまで幅広く活用できます!
ヘリノックスという一流メーカーの椅子が素晴らしいですが、値が張るので紹介しているのはヘリノックス”風”の椅子。
これでも十分機能を果たしてくれます。
テーブルは椅子に合わせて膝くらいの高さだと使いやすいです。
キャンプに必要な調理器具
ガスバーナー
調理のためにガスバーナーを持って行くと便利です。
私はイワタニのCB缶を使用するバーナーを愛用しています。
(CB缶とは、よく鍋で使うコンロ用のガス缶のことをいいます)
登山用のガスカートリッジ(OD缶)は低温でも使用できる強みがありますが、売られているところが限られます。
一方CB缶は真冬並みに冷え込むと火力が弱くなりますが、どこでも売られているので便利です。
真冬のキャンプでもない限り、CB缶で十分調理が可能です。
クッカー
次に食器兼、鍋のクッカーです。
登山メーカーのものを使えば焦げ付きも少なく、小さく収納できるものが多いです。
おすすめはアルミ合金か、表面にフッ素加工してあるもの。軽くて焦げ付きが少ないです。
調味料
塩・コショウ・油などの調味料は100均などで売られている、小分けのボトルにあらかじめ必要な分だけ移して持って行きます。
ナイフ
ナイフは調理のほか、薪割りにも使えるので1本持って行きましょう。
特に薪割をしないで調理だけの場合は家庭の包丁でも大丈夫です。
ナイフのおすすめですが、モーラナイフは安価なうえに上質で、その品質の良さから色々なキャンプ本でも紹介されています!
照明器具・モバイルバッテリー
照明器具
キャンプ場では日が沈むと真っ暗になるので、必ず照明を持って行きます。
照明は周りをまんべんなく照らすランタンと、手ぶらで進行方向を照らすヘッドライトをそれぞれ持って行くと良いです。
また、この際使う乾電池は同じ大きさのものに揃えると管理が楽になります。
紹介しているランタンとヘッドライトはどちらも単3電池で揃えていますよ!
まずパナソニックのランタンなのですが、非常にコンパクトで電池が長持ちです。
あまり強い明かりではないですが、手元の明かりには十分です。
ヘッドライトは頭にはめて使うので、手が自由になるのが便利です。
モバイルバッテリー
スマホなどへの充電用にモバイルバッテリーを持って行きます。
アウトドアでは基本的に電気がないので、スマホの電池切れには注意しましょう。
あると楽しい焚き火台
キャンプの楽しみの一つが焚き火です。
焚き火が無くてもキャンプはできますが、夜に焚き火をするだけでもけっこう楽しいものです。
多くのキャンプ場では直火が禁止なので焚き火台が必要になります。
キャプテンスタッグのV型スマートグリルは焚き火台とグリル台が一体となったもの。
焚き火の他、炭火でバーベキューもできるのが魅力です!
医療・衛生用品
救急キット
キャンプなのでケガをする前提で救急キットを持って行きます。
一応、商品を紹介していますが、家にある包帯や医薬品などをジップロックにまとめて持って行くのでもいいと思います。
ワセリン
ワセリンはすごくおススメです!
ぜひキャンプに持って行ってほしいです!
ワセリンの効果はたくさんあり、
- 野外で乾燥しがちな肌や唇を乾燥から守る
- 火をつけると簡単に燃えるので、着火剤になる
- 傷に塗って止血剤になる
などなど、キャンプツーリングに行くにはとても頼もしいです。
ちなみにワセリンを使った着火剤の作り方はこちらで紹介しています!
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは手を拭くのに利用します。
アウトドアだとよく手が汚れるので使うことが多いです。
トイレットペーパー
仮にキャンプ場のトイレに紙がなくても大丈夫なよう、持って行きます。
半分ほど使ったトイレットペーパーの芯を抜いて、コンパクトにしておきましょう。
そのほかの持ち物
サンダル
持ち物にサンダルを入れておくと便利です。
テントの設営のときなどは靴を脱いだり履いたりを繰り返すことが多いですし、くつろぐときはブーツよりサンダルのほう良いです。
クロックスのようなつま先が隠れるものだとより安全です。
耳栓
キャンプ場は他人と場所を共有しているので、他人のいびきで悩むことがあります。
中には信じられないくらいいびきが大きい人もいます。
キャンプ翌日に寝不足、なんてことにならないために、安眠のため耳栓があると安心です。
虫よけスプレー
キャンプ場によっては蚊やアブなどがいます。
快適にキャンプをするために虫よけスプレーや虫刺されの薬は持って行きましょう。
持ち物はコンテナボックスへ
キャンプ道具はコンテナボックスへ入れておくのがおすすめ。
保管の際まとめておけますし、車でのキャンプの際持ち運びに便利です。
さらにコンテナ自体を作業台や椅子替わりにすることも出来ますので、重宝します。
まとめ
今回の記事は以上となります。
ソロ~2,3人のキャンプに焦点をあてて、道具の選び方やリーズナブルな道具を紹介してきました。
楽しいキャンプデビューになれば嬉しいです。
ではでは楽しいアウトドアライフを~!
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