キャンプツーリングでの積載の方法とコツ

キャンプハウツー




こんにちは、MotoCampです。

今回の記事はキャンプツーリングで気をつけたい荷物の積載の方法やポイントについてです。

色々と試してみて、自分なりに積載のコツのようなものが出来たのでご紹介します。

キャンツー初心者の参考になれば幸いです。

積載の方法の紹介

まずはどうやって荷物を積むか?

シート部分やキャリア部分に載せるメインの積載方法についてです。

最も荷物を多く載せられる部分ですが、色々なやり方があります。

以下に方法を紹介しますが、1つだけでなく、複数利用するライダーもいます。

まずはそれぞれのメリットを挙げると次のようになります。

メイン積載① シートバッグ

バイクの後部シートに専用のバッグを載せて固定する方法です。

シートバッグは荷物の収納だけでなく、固定方法や使い勝手などバイク用によく考慮されています。

初心者を始めとした、万人におすすめの方法です。

タナックスのキャンピングシートバッグ2が定番ですが、バイク乗りのことをよく考えた、本当に使いやすい良いバッグです。

メイン積載② トップケース

トップケースはキャリアがあれば取り付けられる、プラスチックや金属のケースです。

キャリアが必要なのと、ケースをキャリアに固定するアタッチメントが各メーカーごとに必要になります。

メリットとしてはカギをかけられるので防犯性が高い点が挙げられます。

さらに雨で濡れる心配も無くなります。

ただバイクの種類によってはビジュアルが悪くなるので、購入するかはバイクとの相性を考える必要があります。

メイン積載③ ツーリングネット

ツーリングネットはリーズナブルな価格の方法です。

後部シートに荷物を載せて、ネットでくるんで落ちないようようにします。

シートバッグをメインにして、ツーリングネットを補助の積載としても利用しやすいです。

一方、荷物が多いときはロープも併用するなどして荷物の固定をしっかりする必要があり、固定が甘いと荷崩れが起きやすいのが難点。
加えて荷物は基本雨ざらしになるので、雨天時はブルーシートで覆うなどの対策が必要です。

メイン積載④ ホームセンター箱

DIY好きな人向け。

ホームセンターで売っているプラスチックの箱、通称ホムセン箱を購入し、バイクに固定できるよう改良したものです。

ホムセン箱は外せばキャンプ時にテーブルとしても利用でき、利便性も高いのも魅力です。

シンプルに荷締めベルトで固定する人、箱にフックを取り付けてロープで固定する人など先人達が試行錯誤して積載してきました。

作成にかかるお金も数千円と安価で、雨にも強いため、好む人も多いです。

DIYの手間を楽しめる方にはおすすめの方法です。

サイドバッグがあればなにかと便利

サイドバッグはバイクの両方サイドまたは片方サイドに取り付けるバッグです。

大きく分けて布や革のソフトタイプ、カーボンや金属性のハードタイプ、中間のセミハードタイプの3つがあります。

サイドバッグを使用すればそれだけで積載量が増やせますが、さらにメリットが2つあります。

1つは低い位置に荷物を載せるため、重心が下がってバイクの操縦がしやすくなります。

もう1つは立ちごけの際、サイドバッグが緩衝材になって車体へのダメージを和らげてくれることがあります。

荷造り・積載のポイント

では普段私が実践しているキャンプツーリングでの荷造りや積載のポイントについてご紹介していきます。

ちなみに私は普段タナックスのキャンピングシートバッグ2とサイドバッグを使って道具を積載しています。

積載の前に養生テープを貼ろう

いくつか荷造りの方法を紹介しましたが、実際にバイクに荷物を載せる前に、まず養生テープで車体とバッグやロープなどがこすれそうな部分を保護しておきましょう。

荷物を何時間も載せて走っていると荷物が車体をこすって傷がついたり、塗装がはげることがあります。

また、車体を保護する際はくれぐれもはがしやすい養生テープを使いましょう。ガムテープだと使った後にうまくはがれなくて大変です。

荷物は濡れる前提で

何泊かのツーリングになれば、日程の全部で天候に恵まれることは珍しいです。

だいたいどこかで急な雨に降られたりします。
電子機器や服などの濡れては困るものは、あらかじめフタ付きの容器かビニール袋に入れておくと、いざというとき安心です!

ただでさえ急な雨が降った時、カッパを着たりとあわただしくなりがち。

大事な荷物だけでも濡れないようにしておけば、いざという時に精神的に落ち着いて運転もできます。

キャンプ場で使わない物はサイトバッグへ

実際に荷造りする際、工具や整備用品、雨対策のカッパなどはキャンプ場で利用しませんので、キャンプ場内に持って行くシートバッグには入れず、サイドバッグに入れておきます。

キャンプ場でのみ使うものはシートバッグ底へ

シートバッグに荷物を詰める際、テントなどのキャンプ場でのみ使う道具はツーリング中に取り出したりしませんので、シートバッグの底に入れておきます。

逆に、防寒着などは頻繁に取り出したりしまったりするので、バッグの取り出しやすいところにしまっておきます。

重さは左右均等に・重心は低く

荷物を色々と積んでバイクの全体重量が増えると、左右の重さのバランスと重心の低さが大事になってきます。

左右の重さを均等にすることでバランスを保って立ちごけを防止できますし、重たいものを低い位置に積むことで走行時の安定性が高められます。

シートバッグ・サイドバッグは左右の重さを均等にし、シートバッグの底にはなるべく重たいものをいれましょう。

テントを底にしまうのもその狙いがあります。

まとめ・その他のキャンツーのノウハウ

今回の記事は以上となります。

積載量の限られたバイクなので、荷造りや積載には悩むことがあると思いますが、この記事で少しでも解消できたなら嬉しいです。

また、ほかのキャンプツーリングのノウハウなどについては以下の記事から紹介していますのでよければご覧ください。

お付き合いいただきありがとうございました!

>>キャンプツーリングの初めてガイド【ノウハウ・道具選び】

>>キャンプツーリングの持ち物リストと基本のポイント

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