コミネ ジャケット JK-555 WPプロテクション  を10,000km走ってからレビュー!

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こんにちは、MotoCampです!

今回はコミネのライディングジャケット

Jk-555 WPプロテクション

についてレビュー記事を書いていきます。

この記事では

「コミネのジャケットってどうなの?」

「ウォータープルーフの実力は?」

「サイズ選びは?」

「適したシーズンは?」

そんな疑問に答えていきたいと思います。

このKOMINEのJK-555を着て10,000kmを走り、北海道も一周してきました。

がっつり使ってみてからのレビューですが、生の感想を伝えていきます!

JK-555の見た目

改めて見た目からです。

メーカーのHPとかだときれいに撮影されているので、10,000km走ってから素人が撮影したらどうなるか、リアルなジャケットの姿をご覧ください。

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JK-555の前と後ろ

なんか本当に撮るのが下手ですみません。
実物を買ってみてもアマゾン等の写真とあまり変わらないのがわかると思います。

私がこのJK-555を選んだ理由として、見た目がバイクウェアらしくない点があります。

でかでかとロゴが書いてあるレザージャケットだと、「いかにも」バイクウェアというのであまり好きではありません。
(そいういうジャケットも人の好みなので否定はしません)

ただ私はバイクを街乗りでも使うので、バイクを降りた後に、街を歩いていてもなるべく違和感のない恰好をしたかったです。

JK-555はバイクウェアですが比較的カジュアルウェアに見えます。
肩や胸にプロテクターがあるので少し着ぶくれ感があるものの、「まあこういうスポーツウェアもあるかな」程度で済ませられる外観であると思います。

コミネのジャケット 体の大きさとサイズ選び

メンズ

私の場合、サイズはLを選びました。

体型は171cm,62kgです。
肩から手首まで54cm、肩幅は45cmくらい。

ゆったり目のジャストフィットです。
だぼだぼではなく、袖口は手首が少し隠れる程度で、ちょうどいいです。

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実際に着てみたときの写真

レディース

コミネのジャケットがなかなか良かったので、タンデムするときに奥さんにも女性用のJK-555を着てもらいました。

サイズはWL。

奥さんの体型は身長164cm、体重46㎏で、
肩幅36cm、肩から手首まで50cmです。

こちらもぴったりでした。

ちなみに女性用のものは胸部プロテクターがおわん型で胸に沿う形状になっています。

JK-555の機能

防水性能

このジャケットはウォータープルーフをうたっており、3レイヤーによる防水とあります。

つまり、外側の生地に水は染み込むけれど、それ以降の2枚目3枚目で水を食い止めてくれることになります。

ジャケットが全く濡れない、というわけではありません。

この防水性能はどこまで頑張ってくれるのでしょうか?

実体験をもとに話すと、「下みちで30分程度の小雨なら大丈夫」です。

大丈夫というのは、体が濡れないという意味です。

どういうことかというと、このジャケットは防水なので、先ほど書いたように、軽い雨ならジャケットの内側にしみてきません。

ただ各所にファスナーがあり、雨にうたれ続けると、このファスナーから水がしみてきます。

また、高速走行すればそれだけ水が強くぶつかってくるので、やはりファスナーからしみてきます。

では「30分程度の雨なら平気」というのは、機能としてはアリなんでしょうか?

結論としては大アリだと思います!

ツーリング中の急な雨というのはよくあることです。
仮に雨が降ってきたときに綿製品を着ていた場合、すぐに服と体が濡れて体力を消耗してしまうでしょう。

ジャケットが30分程度の雨を防いでくれるなら、雨の様子をみて雨宿りやカッパを着る余裕が出来ます。

私も北海道ツーリング中に何回も急な天候の変化を経験しました。

ジャケットにはたくさんの水滴が付きましたが、上半身は濡れずに済みました。

ツーリングは雨との戦いでもあります。
雨が降ってきたときに
「あれとあれを濡れないようにしなきゃ!」

と考えていると余裕がどんどん無くなっていきます。

逆に「あれとあれは濡れても平気だ」
と思えると急な雨にも慌てずに、運転にも余裕が出ます。

このJK-555の防水機能はカッパほど完璧ではないですが、30分程度の雨を防いでくれ、私には大助かりです!

プロテクション

プロテクターが胸、肩、背中、腕に装備されています。上半身のプロテクションとしては十分な部位をカバーしています。

ただ胸、肩、腕はハードタイプのCE規格プロテクターなのですが、背中はソフトタイプです。

ソフトだと気になる方は、別売りのハードタイプのプロテクターに入れ替えましょう。

透湿

コミネのJK-555 WPプロテクションは防水のほか、透湿機能もあります。
これは「水は通さないけれど、湿気は通します」という意味です。

実際着てみてどうかというと、確かに湿気を逃がしてむれません。

安物のカッパなどはすぐにむれるのですが、そういった不快なことは一度も無かったです。

ジャケットの内側はメッシュになっており、仮にTシャツの上に着ても、腕などの肌に張り付かない工夫もされています。

防風・防寒性能

次に防風・防寒についてです。

防風性能は高いです。
ベンチレーション用のチャックをきちんと閉めれば風の侵入は防げます。

首にゆとりのある作りなので、寒い日はネックウォーマーなどで首から冷気が入らないよう工夫はした方が良いかもしれません。

ちなみにフードが付いており、高速走行中にはばたつくことがあります。
フードは取り外せるので、気になる人は外してしまいましょう。

次に防寒性能については、あまり期待できません。
内側はメッシュで、防寒素材は使われていません。

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内側はメッシュで快適だが、防寒着としては心もとない

もし冬にツーリングをするなら、JK-555だけでは厳しいでしょう。

ジャケットの内側にダウンなどを着ればなんとかなります。

ベンチレーション

JK-555には腕・脇・背中の左右合わせて6か所にファスナーで開閉可能なベンチレーションがあります。

5月の初夏など、ちょっと暑くなってきた時期なら、ベンチレーションを開ければよく風が通り、涼しくなります。

さすがに真夏だとベンチレーション全開でも暑いので、メッシュジャケットを着たほうが良いです。

適したシーズン

というわけで、JK-555を着るのに適したシーズンは

春:〇
夏:✖
秋:〇
冬:△(重ね着が必要)

ということになります。

JK-555のその他の機能

ドローコード

各所のファスナーにドローコードが付いており、これがグローブをした手には地味に助かります。
ここらへんの準備の良さはさすがコミネ。

袖の留め具

袖を絞って留めるためにマジックテープが付いてるのですが、これが良くない。

普通のマジックテープのように重ねるだけだとはがれます。
重ねたあと、軽くテープ同士をこするようにするとくっつくのですが、少し手間ですね。

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袖の留め具のマジックテープが少しくっつきづらい

重量

重量は1.4kg。

普通の服と考えると重いですが、プロテクターも入っているので仕方ないと思ってます。

一日ずーーっと着ていると重さで疲れるので、ロングツーリング中は休憩の度に脱ぐようにしています。

JK-555のレビューまとめ

まずまずの防水機能に、CE規格のプロテクターがついているので満足しています。

また、このJK-555を着て10,000kmを走りましたが、まだまだ現役で着続けられます。

丈夫さとしてもまずまずといえるでしょう。

価格はアマゾンで15,000円前後でした、納得の価格感だと思います。

購入を考えている方の参考になりましたら幸いです。

それでは皆様、プロテクターを身に着けて、快適なバイクライフを~~~。

2021年8月追記

JK-555を購入して約5年、着て走った距離は2万kmを超えました。さすがに生地にほつれが出始めて変え時かなと感じます。

それでも15,000円台でしっかり着続けられ、機能面だけでなく丈夫さもきちんとあると確認できました。

あらためておすすめしたい一着です!

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