【立ちごけ対策】納車時に注意!バイクが転倒する原因と対策を覚えておこう

バイクハウツー




待ちに待ったバイクの納車やツーリング!

楽しみな一方、「絶対に転んでバイクを傷つけたくない」という気持ちも強いはず。

バイクがなぜ転ぶのか、原因と対策を押さえて納車やツーリングに臨みましょう!

転倒の原因① 路面状況によるスリップ

転ぶ原因の大きな一つは「路面状況によるスリップ」です。

タイヤと地面の摩擦があるおかげで、バイクは傾いてカーブを曲がれます。

逆にいうと、摩擦が失われるとバイクは簡単に転倒してしまいます。

転ぶ原因となる路面状況
  • 路面の凍結
  • オイル
  • 落ち葉
  • マンホール
  • 砂利
  • 水たまり

例えば冬場の道路、特に橋の上など吹きさらしになっている場所は路面凍結しやすいです。

凍結した道路は4輪車でも滑るので、気温の低い日の運転は避けるのが賢明です。

また、道路にはたまにオイルがまかれていることがあります。

これは峠道などで転倒したバイクがオイル漏れをおこしたりするためです。

エンジンオイルは非常にすべるため、タイヤにつくと非常にやっかいです。

黒くて光沢のある水たまりには要注意。

さらに落ち葉もタイヤをスリップさせる天敵です。

紅葉の時期などはツーリングの楽しい季節ですが、なるべく道路の中央を走るなどして、落ち葉を踏まないようにしましょう。

仮に落ち葉を踏みそうな場合は速度を落とし、車体を傾けないように運転しましょう。

濡れたマンホールも滑りやすいのでなるべく避けましょう。

同様に、砂利もよく滑ります。

特に工事現場の出入り口などは砂利が道路に落ちやすいです。

最後の水たまりですが、ごくたまにコントロールを失うことがあります。

「ハイドロプレーニング現象」というのですが、タイヤと地面の間に水が入り込むことで、タイヤの摩擦が失われる現象です。

大きな水たまりは避けるようにしましょう。

転倒の原因② 立ちごけ

立ちごけとは停車時または低速時にバランスを崩して転ぶこと。

初心者ならだれでも通る道です(私も何度もやりました)。

立ちごけしやすい状況
  • 停車しようとしたときに足を出すのが遅い
  • 無理にUターンしようとした
  • 坂道でUターンしようとしてバランスを崩す
  • バイクを降りて押しているときに段差や傾斜に足を取られた
  • サイドスタンドがちゃんと下ろせてなかった
  • 砂利道でバランスを崩した

立ちごけ自体は地面に足がついていれば防げます。

初めのうちは停車する前後やUターンするときに、意識してきちんと地面に足をつけるようにしましょう。

転倒の原因③ タイヤのコンディション

タイヤは新品でも古すぎても注意が必要です。

新品のタイヤは表面に油膜があるとされており、すべりやすいです。

一般的に100kmまでは「新品タイヤの皮むき期間」とされており、その間の急なアクセル・ブレーキは厳禁!

また、古いタイヤも溝が減っており、グリップ力がなくなっているため転びやすいです。

タイヤのスリップサインをチェックしながら、交換時期を見定めましょう。

転倒の原因④ 急ブレーキによるタイヤロック

最後に気を付けてほしいのが急ブレーキ。

急ブレーキによってタイヤがロックして転倒することがあります。

最近はABS装備のバイクが多いですが、それでも注意が必要です。

タイヤロックによる転倒を避けるにはまず車間距離。

何があっても安全に停まれる距離を確保しておきましょう。

やむを得ず急ブレーキするときはいきなり全力でブレーキを握るのではなく、だんだん強くするように握るとタイヤがロックされずらいです。

車両保険も活用しよう

ここまでバイクが転倒する原因と対策を紹介してきました。

バイクの特性上、どうしても転倒を避けられない側面もあります。

転んで傷つけたバイクの修理代が心配なら、事前に車両保険に加入しておきましょう。

バイク専門ロードサービスで信頼の高い、ZuttoRide社がバイクの車両保険も取り扱っています。

新品・中古を問わず、バイク購入時に加入することで車両の修理代を保証してくれます。

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今回の記事は以上となります。

お読みいただきありがとうございました。

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