北海道ツーリングのおすすめルート【道東編】

北海道ツーリングハウツー




どうも、MotoCampです!

今回は北海道ツーリングで道東を中心に周る際、どのようなルートで行けばよいのか、6日間ほどの日程でご紹介します。

道東のおすすめの絶景ロードやキャンプ場、グルメ情報などを日程ごとに順番にお伝えしていきます。

北海道ツーリング 道東の見どころ

走って楽しい北海道の中でも、道東エリアは地域によってさまざまな景色を楽しむことができます。

たとえば一大パノラマを楽しめる屈斜路湖や

屈斜路湖

屈斜路湖

大自然を堪能できる知床

知床の羅臼岳

知床の羅臼岳

北海道グルメを堪能できる帯広など

帯広 豚丼のぱんちょう

帯広 豚丼のぱんちょう

景色に自然にグルメにと、魅力が詰まった道北!

北海道でどこに行こうか迷ったら、とりあえず道北に行けば間違いないレベルに充実しています。

北海道ツーリング ルート作成のポイント

北海道を初めて走る場合、次のポイントに気を付けておきましょう。

ポイント
  • 1日の移動距離は200~300kmが目安
  • 明るいうちに走る
  • 予備日を1日もうけておく

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

初めての北海道ツーリング 旅のポイント10選

初めての北海道ツーリング 旅のポイント10選

仮に9連休取れたとして、2日は北海道までの往復の移動、1日は予備日とすれば、現地で6日間滞在できます。

次からは実際に6日間の日程でどこを走ればよいのか、モデルコースをご案内します。

北海道ツーリング【道東】1日目 苫小牧~千歳

北海道ツーリング1日目。

仮に苫小牧のフェリー乗り場に到着したとします。

夕方便であれば昼過ぎに、深夜便であれば夜に到着するでしょう。

北海道は夕暮れから動物の飛び出しが増えますし、夜は国道沿いでも真っ暗になります。

到着後にたくさん走りたいという気持ちもわかりますが、移動は控えめに。

近場の宿などで一泊して次の日に備えましょう。

例えば苫小牧のすぐ北の隣町である千歳市には千歳ライダーハウスがあります。

ちとせライダーハウス

ちとせライダーハウス

この千歳ライダーハウスは1泊1,300円で泊まれる、清潔なライダーハウス。

基本的に相部屋で雑魚寝ですが、女性であれば女性用の部屋を案内してくれます。

ライダーハウス全体にいえることですが、運営はオーナーのご好意によって成り立っています。利用の際は人の家にお邪魔する感覚で行きましょう。

北海道ツーリング【道東】2日目 千歳~帯広

さて千歳で一泊した翌日の2日目からは、思う存分バイクで走れます。

千歳市から東の帯広へ向かい、北海道のグルメを堪能しましょう!

帯広のグルメの中でも外せないのは豚丼と六花亭。

厚切りの豚肉に特性のタレをかけて焼いた豚丼は絶品です!

十勝豚丼 いっぴんや豚丼のぱんちょうなどが有名です。

また六花亭は北海道スイーツの代表格。

なかでも六花亭の帯広本店には賞味期限が3時間のサクサクパイなど、本店でしか味わえないものもあります。

六花亭サクサクパイ

六花亭サクサクパイ

そのほかにも大小さまざまなお菓子がありますので、自分用・お土産用ともに選択肢がたくさんあります。

このように帯広は何かと食べ物が最高なので、気合をいれていきましょう。

また、帯広の北15㎞あたりには駒場白樺並木があります。

砂利道ですが白樺並木がきれいですので余裕があれば寄りたいところ。

駒場白樺並木

駒場白樺並木

もし帯広で泊まるならライダーハウス・カフェピットがおすすめです。

帯広市内に近く、利便性が良いです。

近くには地元で愛されるジンギスカン屋・有楽町があり、食事も魅力的。

キャンプがしたければ、帯広市の北30㎞ほどのところに上士幌町・航空公園キャンプ場があります。

清潔で開放感があり、気持ちの良いキャンプ場です。

上士幌町 航空公園キャンプ場

上士幌町 航空公園キャンプ場

北海道ツーリング【道東】3日目 阿寒湖・屈斜路湖

3日目は帯広から北東へ向かい、阿寒摩周国立公園を経由して斜里町へ向かいます。

1日の移動距離の目安は300㎞ほど。

阿寒摩周国立公園は阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖から成り立つ、自然豊かなエリアです。

阿寒湖にはアイヌコタンと呼ばれるアイヌの集落があります。

ちょっとした観光地になっており、アイヌ飯も味わるので興味のある人は寄ってみましょう。

行者ニンニクなど、他では味わえないパンチのきいた素材が味わえます。

なお阿寒湖の周辺は気温が低くなりやすいです。夏でも真冬並みの寒さになることもあるので、しっかり防寒していきましょう。

阿寒湖へ寄ったら東へ向かわず、国道240号線を北上します。

そして美幌町を経由して国道243号線で美幌峠と屈斜路湖へ向かいましょう。

美幌峠の眺めはとにかく素晴らしく、景色を楽しみながら峠を下るのは非常に楽しいです。

峠を下るルートにするには、美幌町を国道243号線を南東へ向かう形に進む必要があるのでご注意ください。

美幌峠をおりた先にある屈斜路湖は北海道の中でも有数の温泉地で、無料の露天風呂もあります。

また、屈斜路湖の東にある摩周湖は霧が深い湖ですが、晴れたときの景色はキレイと聞きます(私は霧しか見たことありません)。余裕があれば摩周湖にも寄ってみましょう。

阿寒摩周国立公園の自然を堪能したあと北へ抜けると、斜里町へ出ます。

斜里町には有名なクリオネキャンプ場があります。

クリオネキャンプ場はゲストハウスも併設されており、旅人の宿として愛されています。

もし屈斜路湖でゆっくりしたい場合は、おすすめは和琴野営場

和琴野営場

1泊1,000円と高めですが、非常に綺麗に整備されているキャンプ場です。

和琴野営場について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【レビュー】和琴野営場【リニューアルで超快適なキャンプ場】

【レビュー】和琴野営場【リニューアルで超快適なキャンプ場】

北海道ツーリング【道東】4日目 知床・根室

北海道ツーリング4日は見どころの多い知床に行くので早起きしましょう。

移動距離も350㎞ほどと少し長め。

斜里町のすぐ東には天に続く道と呼ばれる道があります。

ここは道路がとても一直線のうえ、起伏があるため空に続いているかのように見えます。

斜里町からすぐなのでぜひ寄っておきましょう。

斜里町から北東へ向かうとすぐに知床半島です。

知床の西側はウトロと呼ばれ、海に沈む夕日がとにかく絶景です。

日程に余裕があればウトロにとどまり、国設知床野営場でキャンプして夕陽を堪能したいところ。

国設知床野営場からの夕日

【キャンプ場の詳しいレビューはこちら】

国設知床野営場のレビュー【夕陽台】最高の夕日が見られるキャンプ場

国設知床野営場のレビュー【夕陽台】最高の夕日が見られるキャンプ場

また、ウトロで食事をするならウトロ漁協婦人部食堂が有名。

知床名産の鮭をはじめとした海鮮丼が、お手頃な価格で楽しめます。

お昼には行列となるのでピークタイムを外すとスムーズに入れます。

知床は食事だけでなく、走る道も最高です。

知床半島の見どころといえば、知床横断道路。

知床を東西に結ぶ知床横断道路は西のウトロ側はワインディング、東の羅臼側は森林の大自然を楽しめます。

さらに知床横断道路の途中から見える羅臼岳では、天候の条件次第では雲海が見えます。

北海道の中でもトップクラスに楽しい道路なのでぜひ通りましょう。

ただし、野生動物の飛び出しが多いことと、東西で天候が変わりやすい点は注意が必要です。

知床半島を出て南東に進むと開陽台という見晴らしの良い高台があります。

このあたりは道がとにかく真っ直ぐで、開陽台からの眺めも地平線が見えるほど!

開陽台

開陽台から南下して東へ進めば根室市で、根室の東は日本最東端である納沙布岬です。

「最東端」に惹かれる人は寄っておきましょう!

ちなみに私が寄った日は終戦に近い日で、旭日旗を掲げた怖い人たちが集まっていて、居心地が悪かった思い出があります笑

根室周辺で泊まるなら納沙布岬にあるライダーハウス鈴木食堂や、霧多布岬のキャンプ場があります。

鈴木食堂はサンマ丼が有名な食堂である一方、ライダーハウスとしても営業しています。

霧多布岬キャンプ場は無料のキャンプ場で、高台から眺める景色がきれいです。

北海道ツーリング【道東】5日目 釧路・幕別町

根室を出て西へ向かうと釧路です。

釧路は釧路湿原が有名で、緑豊かな眺めが一望できます。

釧路から南西へ100㎞ほど行くと、幕別町にナウマン公園キャンプ場があります。

ナウマン公園は昔ナウマンゾウの化石が発掘された記念に作られたのですが、公園・博物館・キャンプ場・温泉が一体となった施設。

しかもキャンプ場は無料で、コンビニも歩いていける距離にあります。

このナウマン公園キャンプ場は無料とは思えないほどきれいなキャンプ場なので、おすすめです!

この日の走行距離はおよそ250㎞ほど。

北海道ツーリング【道東】6日目 帯広・日高・苫小牧

いよいよ最終日、苫小牧へ戻りましょう。

幕別町から北へ行き、もう一度帯広へ向かうのも良いですが、南西の日高市へ向かうルートもあります。

日高市は昆布の名産地であるとともに、サラブレッドの牧場が多くあります。

サラブレッドロードと呼ばれる道わきの牧場には、競争馬が放し飼いにされています。

牧場の緑とカッコいいサラブレッドを眺めながらのツーリングも楽しいものになるでしょう。

苫小牧まで遠くはないので、夕方便の前にはつくはずです。フェリー乗り場でお土産などを買う余裕もあるはずです。

今回の記事は以上となります。

ご参考になりましたら嬉しいです。

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