【レビュー】ナビタイム ツーリングサポーターのメリット・デメリット【グーグルマップとどっちが便利?】

バイクハウツー




どうもこんにちは、MotoCampです。

今回はバイク専用のナビアプリである、「ナビタイム(NAVITIME)ツーリングサポーター」を使ってみましたので、感じたメリット・デメリットとグーグルマップとの機能比較をお伝えしていきます。

結論としてはナビタイムは有料アプリですが、お金を払うだけの価値があり、おすすめできます。

一方でグーグルマップにもナビタイムに勝る機能もあり、個人的には今後は2つを併用していく感じになるかと思いました。

ナビタイムツーリングサポーターの特徴

ナビタイム(NAVITIME)ツーリングサポーターはナビアプリをバイク専用にしたものです。

ナビタイムは会社としてはナビ事業を2001年よりサービスを開始しており、その実績を活かして2013年よりツーリングサポーターのサービスを開始しています。

ナビタイムの持っている従来のナビ機能に加えて、バイク乗りにとって「かゆいところに手の届く」機能が充実しています。

メリット①排気量別にルート設定ができる

ナビタイム・ツーリングサポーターはバイクの排気量別に設定を変えることができます。

設定後は排気量に合わせたルートをナビが選択してくれます。

設定の幅としては

  • 50㏄以下
  • 51~125㏄
  • 126~250㏄
  • 251~400㏄
  • 401㏄以上

などがあります。

この機能、125㏄以下である原付・原付2種に乗っている人にとってはものすごくありがたい機能だと思います。

一般道であっても125㏄以下のバイクが進入禁止となっているところは少なくなく、そうと知らずにナビに誘導されてきたものの、標識を見て「通れないのかよ・・・」と肩を落としてUターン・・・・なんて思いをした人は少なくないはず。

グーグルマップは車もバイクもすべて一緒にナビをするので、排気量に配慮した細やかさはありません。

排気量にあったルートを選択してくれるナビタイムはこの点ありがたいです。

メリット②おすすめルートが見つけやすい

ツーリングサポーターには周辺のおすすめルートを見つける機能があります。

地図上では濃い緑色で表示されますし、ツーリングロードを現在地を中心に一覧表示させる機能もあります。

あらかじめツーリングロードを見つけやすいように設計してあるのは、バイク専用のナビアプリならでは!

メリット③ルート選択の幅が広い

ツーリングサポーターは目的地までのルート選択が大きくわけて推奨、一般道路、景観重視、高速道路の4種類があります。

グーグルマップの選択は一般道か高速道路(または有料道路)のみ。

グーグルマップの場合、最短時間で着く計算でルートを選択しているので、高速道路ありでルートを探すと、東京の場合、首都高速をとにかく使わせようとします。

今までグーグルマップがほんの数分短くするために首都高速(約1,000円)を使わせようとするのは、「なんか違うんだよな」と感じていました。

一方でツーリングサポーターの推奨設定でルート選択すると、無理に首都高は使わせようとせず、時間とお金の丁度いいバランスのルートを提案してくれます。

こういった「ちょうど良い時間とお金のバランス加減」がグーグルマップになくて、ツーリングサポーターにはあるなと感じます。

また、ツーリングサポーターには景観重視のルートがあるのも嬉しいです。

景観重視にすると、その名の通り景色の綺麗な道路を中心にルート選択をしてくれます。

少し遠回りになることもありますが、急いでいるわけではなく、楽しみでツーリングをしている人には面白い機能です。

紙のツーリングマップルなどを見ながら自分でツーリングスポットを探すのも楽しいですが、時には勧められるがまま、ツーリングをしてみるのも発見があって楽しいと思います。

ほかにもツーリングサポーターにはETC考慮、細道回避、タンデム規制、渋滞考慮などのルート設定の項目があり、事前にチェックを入れることでこれらを利用または回避するルート設定をしてくれます。

個人的にはキャンプツーリングやタンデムなど、車体重量が増える状況で運転することが多いので、細道回避はありがたい機能です。

一方でグーグルマップにナビを頼むと、ちょっと意味のわからないくらい細い道や荒れた道を選ぶこともあります。

グーグルマップの案内に「オイオイ、ここ通るのかよ!?」と思ったことは少なくありません。

ルート選択の幅や細やかな配慮はツーリングサポーターに軍配が上がります。

メリット④ナビの機能自体も優秀

ナビタイムはもともとナビアプリやナビシステムの実績がある会社なので、このツーリングサポーターはナビ機能自体も優秀でした。

運転中も表示が見やすく、曲がり角などでも見過ごすこともありませんでしたし、ストレスなく運転できました。

取り締まり情報との連携は未確認ですが、あらかじめ安全運転を喚起するアナウンスなどもあり、運転中も情報提供をしてくれる点も優秀です。

デメリット①施設情報は少ない

こんな感じでツーリングサポーターは良い機能がたくさんでしたが、気になった点もありました。

デメリットというほどではありませんが、グーグルマップの方が機能が優れた部分もあるということです。

私は普段ツーリングをするときは目的地周辺のキャンプ場や飲食店、温泉などをグーグルマップで検索して、そのレビューや写真などを見てから、ルート設定をすることが多いです。

グーグルマップの場合、例えばキャンプ場ならその地域に絞って検索して、キャンプ場ごとの情報を得ることができます。

一方でツーリングサポーターの場合、キャンプ場を検索すると自分の現在地を中心に検索します。

出発前に目的地周辺の施設を調べるのは苦手ですし、施設ごとの細かい情報は得ることができません。

ツーリングサポーターは施設までのルート案内は優れていますが、施設を見つけたり、詳しい情報を得るにはグーグルマップの方が便利だといえます。

特にグーグルマップは施設の営業時間が登録されている場合、ナビを開始する際に

「〇〇店は到着から30分以内に閉店します」

といった、重要なアナウンスをしてくれたりします。

なのでもしツーリングサポーターでルート案内をするとき、グーグルマップで検索→詳しいレビューを見て、そこに目的地を決める→ツーリングサポーターに目的地を入力 といった、ちょっと面倒な手順を踏むことになります。

デメリット、というには求めすぎなのかもしれませんが、施設情報もツーリングサポーター上で見られるか、あるいはグーグルマップと連携できるとありがたいです。

デメリット②有料

ツーリングサポーターは月額課金のアプリです。

無料で使うこともできますが、機能が制限されており、まともに使うには課金するほかありません。

料金はアンドロイド端末でドコモ、ソフトバンク、AU回線をお使いの方は月額300円、それ以外のアンドロイド端末とiphoneは月額400円となっています。

デメリットと書いておいてなんですが、ぶっちゃけ妥当な値段だと思います。

バイク専用の機能がしっかりあって便利なアプリですし、機能を維持・発展するためにも課金は必要でしょう。

デメリット③インカムとつないだ時、音量が小さい

これは私だけかもしれませんが、ヘルメットのインカムとスマホをつなげた際、ツーリングサポーターの案内音声の音量が小さかったです。

ツーリングサポーターのアプリ上の音声は最大にしているのに、他のアプリの音声と比べて音量が小さく、聞き取り辛いことが多いです。

それでも案内表示がちゃんとしているので、曲がりそこなったことはありませんでしたが、気になったポイントです。

まとめ グーグルマップと迷い中

以上のように、ナビタイムツーリングサポーターはバイク乗りのナビアプリとしてとても使いやすかったです。

バイク乗り目線の機能もたくさんあり、使いたいという人にはおすすめできます。

一方で、グーグルマップで飲食店やキャンプ場を探したあとに、その場所をナビタイムに入力するのもちょっと面倒に感じることもありました。

しばらくは引き続きグーグルマップで飲食店やキャンプ場を探し、そのままナビをグーグルマップに任せるか、ナビタイムに任せるかはその時の気分や状況によると思います。

例えば、景観重視で走りたいときや、一般道と高速をちょうど良いバランスで走りたいときなどはナビタイムの方が優れていると感じます。

月額課金ですから、ツーリングにたくさん行く月だけツーリングサポーターに課金して、それ以外はグーグルマップという使い方もありだと思います。

以上、ナビタイムのツーリングサポーターのレビューでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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