どうも、MotoCampです!
今回はキャンプツーリングに向いているバイクの条件と、具体的な車種6選をお伝えしていきます。
特におすすめ6選は初心者でも乗れるよう、普通自動二輪免許で乗れる400ccまでの排気量を紹介しています。
バイクに乗ってキャンプに行きたいと考えている人は必見!
目次
キャンプツーリング向きのバイクの条件
まずキャンプツーリングに向くバイクとして、どのような選び方や条件があるのか確認しましょう。
なおこれらの条件に当てはまらないバイクでも、キャンプツーリングを楽しむことは十分可能です。あくまで一例としてご参考にしてみてください。
キャンプツーリング向きのバイクの条件① 積載能力が高い
キャンプツーリングには多くの荷物を持っていきますので、バイクに積載能力があると便利です。
大型のキャリアや、サイドパニアケースを取り付けるスペースなどがあると良いでしょう。
なおキャンプツーリングの荷物については別の記事で詳しく解説しています。
キャンプツーリング向きのバイクの条件② 座面が広く、荷物を載せやすい
キャンプツーリングに行くとき、大型のバッグを後部シートに乗せることが多いです。
このとき、後部シートが広いほうが安定して荷物を載せやすくなります。
スーパースポーツなどの後部シートが狭い車種は、サイドバッグと併用することで荷物を安定させるやり方もあるのでお試しください。
キャンプツーリング向きのバイクの条件③ 乗ってて疲れにくい
キャンプツーリングの場合、遠くまで移動することもあります。
高速道路などを使った長距離ツーリングを考えると、疲れづらいバイクのほうが良いでしょう。
キャンプツーリングはキャンプとツーリング両方楽しめる最高に楽しい遊びです。
しかしツーリングの後にキャンプ場で設営などをすることを考えると、なるべく体力は残しておきたいところ。
速さよりゆとりのあるバイクのほうが向いています。
キャンプツーリング向きのバイクの条件④ 未舗装路も走れると安心
絶対の条件ではありませんが、未舗装路も楽に走れるバイクだと安心です。
キャンプ場によっては未舗装路を走らないとたどり着けないところもあるためです。
オンロードバイクでもフラットなダート程度であれば走ることは一応可能。でもオフロード走行ができればキャンプできる場所に広がりを持たすことができます。
キャンプツーリング向きのバイクの条件⑤ 航続距離が高い方が便利
キャンプツーリングはどうしても郊外や人気のない所へ行くことになります。
ガソリンの心配がないよう、なるべく航続距離が長いものの方が安心です。
もちろん極端に短くないものでない限り、普通レベルの航続距離でも問題はありません。
キャンプツーリング向きのバイク① スズキ V-Strom250
エンジン | 水冷並列2気筒 |
燃費(km/l) | 39.0 |
最高出力 | 18kw/24ps |
重量(kg) | 189 |
価格帯(税抜) | 55万円ほど(新車) |
スズキのV-Strom250は250㏄クラスのアドベンチャーツアラーとして発売されました。
V-Strom250の最大の魅力は250㏄ながら旅バイクとしての魅力が詰まっている点です。
アフターパーツを取り付ければフルパニア仕様にでき、十分すぎる積載能力があります。
ウインドスクリーンも長距離走行の疲れを軽減するのに役立つでしょう。
さらに現行車はABS搭載モデルとなっており、荷物満載でのブレーキングにも安心感があります。
「バイク仙人」として有名な賀曽利さんの愛車としても有名。ツーリングマップルの現地調査などで10万キロ以上走るなど、その耐久性も評判です。
Vストロームシリーズには他にも650、1000、1050のラインナップが存在し、いずれも旅バイクとしての地位を築いています。
- 長距離を走っても疲れづらい
- エンジンは低速トルクが強めの印象
- 重量が189㎏と250㏄の中では重いが、運転はしやすい
- ゆったりと旅を楽しむのに最適
キャンプツーリング向きのバイク② カワサキ VERSYS-X 250 TOURER
エンジン | 水冷並列2気筒 |
燃費(km/l) | 31.0 |
最高出力 | 24kw/33ps |
重量(kg) | 175 |
価格帯(税抜) | 70万円ほど(新車) |
カワサキのVERSYS-X 250 TOURERはアドベンチャースタイルのツアラーです。
2021年現在ではスズキのV-Strom250と並び、250㏄クラスでは2つしかないアドベンチャーバイクの1つ。
スズキのV-Strom250と比べると、VERSYS-X 250はエンジンを高出力・高回転型にしており、異なる乗り味がうかがえます。
カワサキらしい精悍なデザインも魅力の1つ。
- 長距離でも疲れの少ないバイク
- 低速トルクは弱いが、高回転域は伸びやかなエンジン
- シートにゆとりがあり、タンデムでも窮屈な感じはしない
キャンプツーリング向きのバイク③ ホンダ ハンターカブ
エンジン | 水冷単気筒 |
燃費(km/l) | 61.0 |
最高出力 | 6.5kw/8.8ps |
重量(kg) | 120 |
価格帯(税抜) | 40万円(新車) |
ホンダのハンターカブはカブシリーズの中でも、特にアウトドアテイストに振り切ったバージョンです。
最大の特徴は後部の特大キャリア。
もうキャンプ用の大型バックを載せてくれと言わんばかりの存在感です。
排気量は125㏄未満で原付2種にあたりますが、他の原付とは一線を画す積載性。
アンダーカバーなども備えており、オフロードでの走行もある程度想定した作りです。
野性味たっぷりのカブといえます。
- 林道などのオフロードも走れる
- 燃費が非常に良い
- 車体が軽く、取り回しが便利
- 原付のなかではしっかりした加速感がある
キャンプツーリング向きのバイク④ ホンダ クロスカブ
エンジン | 水冷単気筒 |
燃費(km/l) | 61.0 |
最高出力 | 5.9kw/8.0ps |
重量(kg) | 106 |
価格帯(税抜) | 31万円(新車) |
同じくホンダのカブからもう一台、クロスカブのご紹介です。
野性味たっぷりのハンターカブと比べ、クロスカブはアウトドアと都会のアクセントが共存しています。
通常のカブよりも大きなキャリアで、積載性がアップ。
ヘッドライトガードもあり、アウトドアテイストが高まっています。
それでいて鮮やかなカラーリングで街乗りにも違和感がありません。
北海道ツーリングでもクロスカブで旅をする人もおり、旅バイクとして支持を得ています。
50㏄と110㏄のモデルがありますが、移動距離を考えると110㏄のほうが便利でしょう。
ぶっちゃけ私もほしい。
- 見た目がオシャレ
- 燃費が非常に良い
- ゆったりした姿勢が乗りやすい
- 軽くて取り回しも楽
キャンプツーリング向きのバイク⑤ ホンダ 400X
エンジン | 水冷直列2気筒 |
燃費(km/l) | 41.0 |
最高出力 | 34kw/46ps |
重量(kg) | 196 |
価格帯(税抜) | 75.1万円(新車) |
ホンダの400Xは冒険心をかきたてる、クロスオーバーモデルとして2017年に発売されました。
2気筒エンジンは粘り強く高速道路でも余力のある走りを見せます。
さらにドュアルパーパスということもあり、フラットな砂利道程度なら問題なく走破出きると評判です。
ウィンドスクリーンもあり、400ccクラスのなかで旅バイクとして存在感をはなっています。
- 400ccとして十分な加速性能
- 高速巡行も安心の安定感
- フラットダート程度であれば走行できる
- 風による疲れが少ない
- 旅バイクとして満足
キャンプツーリング向きのバイク⑥ ヤマハ SEROW250
エンジン | 空冷単気筒 |
燃費(km/l) | 48.4 |
最高出力 | 14kw/20ps |
重量(kg) | 133 |
価格帯(税抜) | 52万円ほど(新車) |
ヤマハのセローはオフロードバイクの傑作機。
大人気の車種でしたが2020年に生産終了となりました。
セローの魅力は何といってもオフロードとオンロードの性能バランスの良さ。
オフロードでは未舗装路や林道を軽々と走破する性能があります。
一方でオンロード走行もこなせるうえ、さらに高速道路も走るだけの走行性能もあります。
セローの中でも旅バイク仕様にした「ツーリングセロー」もかつて発売されていました。
社外品も比較的豊富なため、カスタムもしやすく「オフも楽しめる旅バイク」として人気。
積載能力はそこまで高くはありませんが、オフロードの性能のおかげで幅広い場所でキャンプができるでしょう。
- 車体が軽く、軽快なハンドリング
- 林道を走るのが楽しい
- 高速道路で100㎞/h巡行も可能
工夫しだいでどのバイクでもキャンプツーリングに行ける
キャンプツーリングに向いているバイクの特徴や、具体的なおすすめ車種についてご紹介してきました。
冒頭でもお伝えしましたが、特徴にあっていないバイクでもキャンプツーリングに行くことは可能です。
積載能力がないバイクでも、バイク用バッグを活用すれば十分に荷物を運ぶことができます。
ぜひキャンプツーリングに行く頻度なども考えつつ、バイク選びをしてもらえたらと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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