阿寒湖のアイヌコタンへ
今回のツーリングの目的地である知床に着いたので、旅も折り返し。
国設知床野営場を後にして、阿寒湖のほとりにある「アイヌコタン」へ向かいます。
この日の様子も動画で紹介しています。動画で見たい方はこちらをどうぞ。
アイヌコタンとは、アイヌの集落のことで、現在は観光業のかたわら、古式のアイヌの暮らしや文化について情報発信をしています。
アイヌコタンへ行く途中、阿寒国立公園の山の中を走るのですが、これがめちゃめちゃ寒い!

北海道も3度目で寒さ対策に余念はなく、ライディングジャケットの内側に薄手のダウンを着ていたのですが、それでも寒い!
8月の下旬だというのに、真冬並みの寒さを感じます。
阿寒国立公園に行く場合は特に念入りに厚着していくのをおすすめします。
さて、寒さに凍えながら、アイヌコタンに着きました。
見た目がかなり個性的な、こじんまりとした商店街です。

民俗資料館や民族舞踊を披露するとこもあるらしく、アイヌの歌が聞こえてきます。
下の写真は民族資料館。ゴールデンカムイ関連の掲示がたくさんありました。

土産物屋を中心に15店舗ほどあるのですが、2つ3つの店舗を見て気づきました。
「あ、これ仕入れ先が全部同じやつだ・・」
どこの店も大体同じものを売っています。
木彫り細工やキーホルダーなどなど。
たまに手彫りで頑張っている作家性の強い店もありますが、他は大体似たような感じ。
なかには10年以上前に流行った「まりもっこり」とか売っていて、一部の在庫がなかなか売れない闇さえ感じます。
ちなみに街中には「見ざる」「聞かざる」「言わざる」のふんどしのオッサンバージョンがありました。
ふんどしのオッサンに格言やことわざを言われたところで、
「いいから早く服を着てくれ」
と突っ込んで終わりのような気もしますが、ここはアイヌの里だから、何か背景があるんでしょう・・・。
いろいろもやもやしながら飲食店に入り、鹿肉と行者ニンニクたっぷりの「野生丼」をいただきました。どれどれ・・・・

「く っ せ え !」
行者ニンニクがとても臭い!
「いやこれが北海道のソウルフードなんだ!」
「地元のご飯を完食してこその旅だろう」
そんなことを考えて食べ終わり、後日、北海道出身の人にこの話をしたら
「いや、行者ニンニクは臭くて僕も無理ですよ?」
と言われました。
お前のとこのソウルフードちゃうんかい!
ちなみに野生丼はにおいこそワイルドでしたが、味は美味しかったです。ぶっちゃけにおいもそこまで嫌いじゃない。何度か食べたら好きになるかも。
釧路市阿寒町「ゲストハウスコケコッコー」
そんなわけでアイヌコタンを満喫したわけですが、今夜は雨が降りそうというわけで、屋根のあるところに泊まることにしました。
釧路市阿寒町のゲストハウスコケコッコーへ。
ドミトリー、個室、女性用ドミトリーと受け入れの幅が広かったです。
雨が降る日は近所の車庫を借りるらしく、そこにバイクを停めさせてもらいました。
キャンプが3連泊でしたが、久しぶりに屋根のあるところでゆっくりできた一夜でした。
ゲストハウスコケコッコーは中の様子を動画にしたので気になる方はご覧ください。
明日は再び帯広方面へ向かいます!
が、天候もあまり良くなく、ほぼ帰路ということもあり、あまり多くを語れるほどツーリングスポットに寄りませんでした。
5・6日目を無事消化して東京へそのあと帰りました。
いったん「タンデム北海道ツーリング2019」のご報告は以上となります。
お読みいただきありがとうございました!
北海道ツーリングのノウハウを公開中
北海道ツーリングに3回行って培ってきたノウハウを公開しています。
参考になれば幸いです!
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