どうも、バイク歴5年のMotoCampです。
今まで6つのバイク用グローブを使ってきました。
これからバイク用グローブを買おうとしている人向けに、
- グローブの選び方
- 使ってきたグローブのレビュー
をお伝えしていきます。
ちなみに今回の内容は動画でも公開しています。
動画で見たい方は良ければこちらもどうぞ!
目次
バイク用グローブが必要な理由
そもそもなぜバイク用のグローブが必要かというと、それは
運転しやすくて、事故のときも手を守ってくれるから。
バイクのグローブは「ハンドルを握る」動作を前提に作られています。
指を曲げたときに関節にゆとりがあるように作られていたり、ブレーキにかけた指が滑らないようになっていたり、様々な工夫がされています。
もしバイク用以外のグローブをしていた場合、そのうち関節部分に穴が空いたりと不具合が起きやすくなります。
さらに、万が一事故にあったときにグローブをしていれば、素手のときよりはるかにダメージを軽減してくれます。
バイク用グローブは引き裂きに強いものが多く、アスファルトに手をこすり付けても守ってくれるでしょう。
10本しかない両手の指。
事故で1本でも失えば復元は難しく、その後の日常生活でも苦労するでしょう。
バイクに乗るときは素手や代用の手袋ではなく、ぜひバイク用グローブを身に着けてもらえればと思います。

バイク用グローブに必要な機能
ではどのようなバイクのグローブが良いかというと、個人的にグローブを買うときに見るのは次のポイントです。
- ナックルプロテクター
- 引き裂きに強い
- スマホタッチ
- 春秋冬ならロングカフ
- 夏なら涼しいメッシュのショートカフ
- 冬なら防寒・防水を重視
グローブに必要な機能 ナックルプロテクター
「ナックルプロテクター」とは、手の甲、特に指の付け根を保護するプロテクターのことです。
自分の手を見るとわかりますが、手の甲は肉が薄く、骨や腱が傷付きやすいです。
事故のときに手を打ち付けても大丈夫なように、手の甲にプロテクターがあるものを選ぶと安心。
グローブに必要な機能 引き裂きに強い
バイクで事故にあうと、体はバイクから投げ出され、地面を転がる可能性が高いです。
そのとき手がアスファルトに打付けられたり、アスリートの上をすべることがあるため、グローブは引き裂きに強いものだと安心です。
具体的には革などの素材が使われることが多いです。
グローブに必要な機能 スマホタッチ機能
スマホをナビ代わりにする方も多いでしょう。
グローブにスマホタッチ機能があるとかなり便利。
たとえば赤信号で停車中などに、少しスマホの操作が必要なときがあります。
そういったときに、いちいちグローブを外すともたつきますし、青信号に変わって慌てて素手で発進すると危ないです。
私はスマホタッチ機能があるものと無いものを使い比べましたが、間違いなくスマホタッチ機能があるものをおすすめします。
ただし、バイク用グローブはどうしても厚手になりやすいので、スマホタッチ機能があってもあまり複雑な操作は期待しないほうが良いでしょう。
グローブに必要な機能 春秋冬ならロングカフ
「ロングカフ」とは、手首まですっぽり覆うタイプのグローブです。
ロングカフだと手首が暖かいのと、その分保護部位が広いのがメリットです。
特に冬場は袖口から冷たい空気が入りやすいので、ロングカフがおすすめ。
また、転倒時に手首をこすってケガをする可能性があるので、保護部位が広いほうが安心です。

グローブに必要な機能 夏なら涼しいメッシュのショートカフ
反対に、夏なら涼しさ重視のため、手首までのショートカフを選んでいます。
素材も風通しのよい一部メッシュ素材がおすすめ。
もし革のグローブで夏に走ると、汗が本当に不快で、手にはめ続けるのが辛くなってしまいます。
メッシュ素材は革などと比べて耐久性が低いですが、その分通気性がよく、手のムレを解消してくれます。
バイク用グローブでは目立たないところにメッシュを取り入れて、涼しさと耐久性をバランスよく両立させたものが多いです。
グローブに必要な機能 冬なら防寒・防水を重視
冬のバイクは寒い気温と走行風で、あっという間に手がかじかんでしまいます。
冬のバイク用グローブはとにかく防寒性能が最重要。ほかにも急な雨で手が濡れないよう、防水性能があるとより安心です。
防寒・防水でいうとゴアテックス素材が最強ですが、値段が高めです。
ほかにも雨に強いネオプレーン素材もありますが、防寒にはさほど強くありません。
今まで使ってきたバイク用グローブのレビューとサイズ感
次に今まで私が使ってきたグローブたちの簡単なレビューと、購入を考えている方へサイズ感をお伝えします。
メーカーが公表しているサイズと実際のサイズ感を比べて、ズレがないかお伝えしていきます。
ちなみに私の手のサイズは
- 中指の先から付け根まで・・・9cm
- 手の甲の幅・・・9cm
- 手の先から手首まで・・・19.5cm
といったところ。日本人の中では手は大きいほうで、XLのグローブを買うことが多いです。
バイク用グローブ FOX DIRTPAW
オフロード系のバイク用品メーカーであるFOXのグローブです。
バイク免許をとりに教習所に通うとき、とりあえず買いました。
当時はバイクの種類や装備の種類もわからなかったので、オフロードバイクに乗るつもりもないのに買ってしまった記憶があります。
バイク用グローブとしては薄手で、手の甲のプロテクターもありません。
本当に必要最低限の備えのあるグローブといったところです。
教習所では使ってましたが、私はこれで公道を走るのは少し怖いですね。
XLでちょうど良いサイズでした。
バイク用グローブ デイトナ ゴートスキングローブ
デイトナのゴートスキングローブは、名前のとおり、ヤギの革で出来ています。
ヤギの革の特性として、丈夫なわりに柔らかい。
牛の革より柔軟なので、よく手になじみ、バイクのハンドル操作に向いています。
ショートカフですが、手の甲にプロテクターもあるため、防御力はまずまず。
スマホタッチ機能も嬉しいです。
機能と値段のバランスが良いので、春秋用として広く初心者におすすめできます。
私の場合、XLでちょうどでした。
バイク用グローブ コミネ GK-183
コミネのGK-183は夏用のメッシュグローブです。
指の関節部分がメッシュになっており、通気性が良いです。
手の甲にプロテクターもあり、最低限のプロテクションを確保。
お手頃な値段なので、夏用グローブとして幅広くおすすめできます。
私の場合、XLでちょうど。
メーカーが公表しているサイズ表ではLですが、ワンサイズ大きいものでちょうどでした。
バイク用グローブ コミネ GK-220
コミネのGK-220もメッシュグローブです。
GK-183より後継のグローブということもあり、涼しさとプロテクションのバランスが高いです。
特に手の甲、手のひら両方にプロテクターがついており、夏用グローブの中ではかなりしっかりしています。
しかもかなり通気性も良いので、夏でも蒸れを気にせず運転できます。
私はXLを購入。
メーカーが公表しているサイズ表ではLですが、ワンサイズ大きいものでちょうどでした。
バイク用グローブ アルパインスターズ SP-8
アルパインスターズのsp-8は春秋を中心にメインのグローブとして使用しています。
ロングカフで手首もしっかり守ってくれるうえ、ナックルプロテクターもあるので、公道で使うグローブのなかでは最も防御力が高いでしょう。
もう3年使ってますが、丈夫ですし、バイク乗りのためによく考えられた良いグローブです。超オススメ。
私はヨーロッパサイズのLでちょうどでした。
バイク用グローブ RSタイチ ステルスウインターグローブ
RSタイチのステルスウインターグローブは、その名の通り、冬用のグローブです。
高い防寒性能がありながら、あまりごわごわせず、スッキリした見た目。
しかも防水性能もあるので、急な雨で手がかじかむことも防いでくれます。
気温2度でツーリングしたこともありますが、なんとか寒さから守ってくれました。
冬用ではタイチがおススメです。
RSタイチのステルスウインターグローブの詳しいレビューはこちら
気になるサイズ感ですが、まずメーカーは次のようにサイズ表を出しています。

(出典:https://www.ec.rs-taichi.com/index.php/sizechart)
参考までに私の場合、Ⓐ手囲いが24cm、Ⓑ手首が19.5cmでXLをチョイスしピッタリでした。
指先から手首までの長さはちょうど。手囲いはサイズ表に比べて私の手の実寸の方がやや小さいですが、ブカブカしたりはしてません。
手囲いの測り方が難しいですが、指先から手首までの長さが合えばサイズは表記通りで問題ない印象です。
グローブの定期的な洗濯も忘れずに
グローブを使い込んだら定期的な洗濯も行いましょう。
グローブは外気の汚れだけでなく、手の汗や皮脂も吸い込んでしまっています。
素材に合わせて最適な洗剤で洗うとよいです。
- ネオプレーン:家庭用洗剤で手洗い
- 革:専門店でクリーニングか、革専用洗剤で手洗い
- ゴアテックス:柔軟剤・漂白剤のない液体洗剤でつけおき洗い
- 化学繊維:家庭用洗剤で手洗い
特にバイク用グローブは革製品が多いのですが、革専門のクリーニングは料金が高い!
そこで私は市販の革専用洗剤を使って手洗いしています。
「革るん」はコスパが良く、きちんと革の汚れを落としてくれる洗剤です。
私はシーズンごとに洗濯してますが革の状態もよく、おすすめできる洗剤です。
安全性の高いグローブで快適ツーリングを
以上、バイク用グローブの選び方とおすすめ商品でした。
バイク用グローブはバイクに乗っているときの快適性だけでなく、バイクを降りたときの日常生活のためにも身に着けたいアイテムです。
グローブをきちんと身に着けることで、万が一の事故があったときでも手のダメージを最小限におさえ、日常生活への復帰を早めてくれるでしょう。
安全で楽しいバイクライフの参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
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